いなほ焼きとは長崎・福岡を中心に愛される名物B級グルメです。地元の人々だけではなく、観光客からも高い人気を誇るいなほ焼きですが、一体どんな食べ物でどのような具材が入っているのか分からないという方もいるでしょう。今回はいなほ焼きに使われる基本の具材や、いなほ焼きのトッピングについて詳しく解説します。
いなほ焼きはお好み焼きとたこ焼きのいいとこ取り
いなほ焼きはお好み焼きとたこ焼きのいいとこ取りをした回転焼きのことで、手で持って食べられるのが特徴です。
基本の具材は5種類
いなほ焼きの基本の具材はとてもシンプルで、キャベツやタコ、揚げ玉やソース、マヨネーズの5種類です。生地の上に細かく刻んだキャベツに揚げ玉、たこを乗せてソースとマヨネーズを一緒に生地の中に包んで焼きあげます。具材からも分かるように、いなほ焼きはまさしくお好み焼きとたこ焼きのいいとこ取りをしたような存在です。濃厚なソースとマヨネーズの絶妙な味わいが特徴になります。独自の製造工程と全ての具材を生地で包むことによって、食材が三位一体となり、なおかつ手を汚さずに美味しく食べられるようになっているのです。
いなほ焼き専用に開発したこだわりの食材を使用
一見シンプルな見た目のいなほ焼きですが、使用する食材に強くこだわっているのが特徴です。いなほ焼きの要になる生地はモチっとした食感を追求した、オリジナル配合のいなほ焼き専用粉を使用しています。またソースやマヨネーズもいなほ焼き専用に開発しているのです。ソースは粘度が高くキャベツやタコなど食感の強いものに負けないものを使用しています。マヨネーズは旨味が強くコクを生み出せるものが使われています。
さらには揚げ玉もいなほ焼き専用に食材メーカーと開発し、食材にとことんこだわることで現在のいなほ焼きが完成したのです。一口食べるとキャベツのシャキっとした食感とタコのプリッとした弾ける食感が楽しく、外はふわっと、中はトロッとした生地とソースとマヨネーズの味わいが口いっぱいに広がります。
見た目の割にとてもヘルシー
いなほ焼きは手に持つとずっしりと重く、ソースやマヨネーズが使われているため、一見カロリーが心配なところです。しかし具材にはキャベツやタコがメインで使用されているため、実は見た目よりヘルシーな点も魅力的なポイントとなっています。キャベツには食物繊維も豊富に含まれているので、ダイエット中にこってりしたものを食べたいという方にも嬉しいグルメです。
プレーン以外にもさまざまな種類がある
いなほ焼きは基本の具材で作られたプレーン以外にもさまざまな種類があり、多くの人々から親しまれています。
チーズ
中にチーズがトッピングされたいなほ焼きです。チーズが加わることで、よりパンチの効いた味わいに仕上がっており、チーズのトロッとした食感も食欲をそそります。お好み焼きをベースにした具材なので、いなほ焼きとチーズとの相性は抜群です。小さなお子さんなどにぴったりのいなほ焼きになっています。
エッグ
中に卵がトッピングされたボリューム満点のいなほ焼きです。卵が入ることで元々ボリュームたっぷりのいなほ焼きがさらにボリューミーになっており、食べ応えのある一品になっています。卵の黄身が食材たちをよりマイルドにさせており、広島焼きにも近いような味わいに仕上がっています。食べ盛りの学生さんなどに人気です。
海鮮
中にイカ、エビがトッピングされたいなほ焼きです。プレーンに入っているタコもそのまま入っており、まさに海鮮たっぷりの味わいになっています。お酒のおつまみなどにも最適で、海鮮好きなお子さんから大人まで楽しめる贅沢な一品です。
明太子
中に明太子がトッピングされたいなほ焼きです。福岡にも展開しているいなほ焼きならではのご当地感が満載の一品です。たっぷりとトッピングされた明太子はキャベツやマヨネーズとも文句なしの相性で、こちらも人気の一品になっています。海鮮同様、明太子の風味がお酒のおつまみとしても最適で、登場してから人気のラインナップになっています。
まとめ
一見シンプルな見た目のいなほ焼きですが、生地からソースまでこだわり抜いた食材を使用しており、発売以降変わらぬ味を作り続けています。そこには創業者が思い描いてきた、お客様にさらに美味しいものを食べてもらいたいという思いが息づいています。20年以上にわたり地元の人々や観光客に親しまれてきました。さまざまな種類のいなほ焼きを考案するなど、たゆまぬ努力の結果、テレビや雑誌にも多数掲載され、今では長崎・福岡の人気B級グルメになっています。
「博多いなほ焼き」は長崎・福岡を中心に店舗を展開しており、お客様の笑顔を糧に日々いなほ焼きを作り続けています。オンラインショップでもいなほ焼きを販売しておりますので、ぜひ一度こだわりのいなほ焼きをご賞味ください。