博多粉ものグルメ「いなほ焼き」の発祥はどこ?名前の由来も紹介

博多粉ものグルメ「いなほ焼き」の発祥はどこ?名前の由来も紹介

皆さんは博多で人気の粉ものグルメである「いなほ焼き」をご存じでしょうか。中にさまざまな具材が入っていて食べ応えのあるB級グルメとして長く愛されている「いなほ焼き」ですが、その発祥はいったいどこなのでしょうか。そこで、この記事では、いなほ焼きの発祥や名前の由来などを詳しくご紹介します。

いなほ焼きとは

そもそも、「いなほ焼き」を初めて聞いたという人もいるでしょう。まずは、いなほ焼きとはどのようなグルメなのかという基本的なことから解説します。

いなほ焼きとは

いなほ焼きは、一言で説明すると「片手で食べられるお好み焼き」のようなものです。見た目は回転焼きのような平べったい円柱の形をしています。

そして、もちもちした食感である外側の生地の中に、さまざまな種類の具材が入っているのです。基本的には、キャベツや天かす、タコを使われていることが多くあります。

また、味つけとしてソースやマヨネーズも一緒に、生地の内側に含まれています。いなほ焼きは、お好み焼きとタコ焼きのいいとこ取りをしたグルメともいえるでしょう。

いなほ焼きの特徴

いなほ焼きの大きな特徴は、片手で持つことができ、手を汚さずに食べられることにあります。具材だけを見ると、お好み焼きやタコ焼きのようなものですが、その見た目はかなり異なります。

お好み焼きやタコ焼きは、ソースやトッピングが表面にかかっていますが、いなほ焼きはソースやマヨネーズが内側に詰められているのです。

また、いなほ焼きには、現在さまざまな種類があり、基本的な具材であるタコに加えて、チーズや半熟卵、イカやエビなどの海鮮が入っているものも販売されています。

中には、博多名物の辛子明太子が入っているものもあります。このように、いなほ焼きにはいろいろな種類から選べる楽しさもあるといえるでしょう。

いなほ焼きの発祥はどこ?

いまや博多で有名ないなほ焼きですが、その発祥はいったいどこなのでしょうか。実は、いなほ焼きが生まれたのは、博多ではないのです。ここでは、いなほ焼きの発祥や名前の由来をご紹介します。

いなほ焼きの発祥は長崎県出身の当店店主

いなほ焼きの発祥は、長崎県の大村市です。長崎県で弁当屋も営んでいた兼業農家の当店店主が「手に持って食べられるお好み焼きのようなものを作ろう」と考えたことがいなほ焼きの始まりです。

その後、5年もの歳月をかけて研究が重ねられ、現在のいなほ焼きが生まれました。店主の想いが詰まったいなほ焼きは、現在は長崎県を飛び出し、福岡県の博多で人気の粉ものグルメとなりました。考案者が稲作文化を広めたいと考えて、「いなほ焼き」という名前をつけたのです。

いなほ焼きのおすすめポイント

九州北部で幅広くゆかりのあるいなほ焼きですが、とくにどのような人におすすめなのでしょうか。特徴と合わせて、いなほ焼きのおすすめポイントをご紹介します。

単品だけでなく6個セットも販売されている

いなほ焼きを販売している店舗は、長崎県と福岡県において現在複数店舗存在しています。それらの店舗では、焼きたての香ばしいいなほ焼きを味わえます。

店舗では、いなほ焼きを1つから販売しており、その場で食べきりたいという人は、単品での注文をしましょう。単品で注文した場合、簡単な包装に包まれて提供されます。

一方、いなほ焼きを大勢で食べたいという場合は、6個セットでの購入がおすすめです。6個セットの場合、まとめ買い専用の容器に入れられて提供されます。そのため、お土産として買って帰ることもできるのです。

さまざまな味があるので飽きがこない

お客さんに長く楽しんでいただけるようにと、いなほ焼きにはさまざまな種類があります。チーズや半熟卵、辛子明太子など、異なる味を味わえるので飽きがきません。そのときの気分によって味を変えるのも良いでしょう。

オンラインでも購入できる

「いなほ焼きを食べてみたいけれど、博多まで行くのは遠い…」と感じた方もご安心ください。現在いなほ焼きは、オンラインでも購入可能です。当店の公式サイトから好きな味を購入できます。

さまざまな種類を楽しみたい人はバラエティセットがおすすめです。バラエティセットには、プレーン、海鮮、明太子、チーズ、エッグの5種類のいなほ焼きが含まれています。

いなほ焼きをオンラインで購入した場合、冷凍された状態で郵送されてきます。自宅で温めてお召し上がりください。

まとめ

いなほ焼きは、長崎県大村市発祥のB級グルメです。稲作文化を広めたいという開発者の想いが詰まったいなほ焼きは、いまや博多でも愛される粉ものグルメとなっています。食べ歩きにぴったりないなほ焼きを、当店ではますます広げていきたいと考えております。

「博多いなほ焼き」では、5年もの歳月をかけて研究されたいなほ焼きを販売しています。オンラインショップでの注文も可能なので、博多まで足を運べない人も「博多いなほ焼き」の公式サイトからぜひご購入ください。